地域を活性化する事で 日本が変わる
市内の駐車場を利用するのは、ほとんどが神戸ナンバーのお客さま。しかし、東京の企業が駐車場を経営していたら、神戸にお金は落ちません。 そのことを強く意識するきっかけは、1995年の阪神淡路大震災後。
神戸の復興の中心となったのは、県外に本社を置くスーバーゼネコンで、地元企業の多くは下請けとなり、一段と経営状況は悪化しました。
当時、設計施工を主軸とした建築事務所だった当社も他人事ではありませんでした。
会社存続のために、さらには地元神戸のために私たちにできることを模索する中、立体駐車場の建築に次いで管理運営も手がけるという、 現在の事業の根幹となるビジネスモデルを確率。
駐車場経営を踏まえた土地活用を提案、具現化できる企業へと変化させてきました。
当社における「下請けの仕事はしない」「地域の経済は地域で回す」という信念はこのように醸成されました。
くしくも、現在、日本の多くの地域が抱える課題と合致しています。
決して大きな会社ではありませんが、地元神戸にしっかりと根を下ろし、今後もその幹を太く、枝葉を広く大きく、育てていく覚悟です。
駐車場経営を取り巻く ビジネスの可能性を追求
常に業界トップを目指してきた当社は、神戸での駐車場経営においても同様の思いで邁進しています。
身近な生活関連サービスにおいて地域にお金を落とす仕組みに注力してこそ、私たちのような中小企業の価値があると考えます。
当社が中心となり発足した「駐車場経営者全国交流会」は、その考えが起点となっています。
全国各地で精力的に展開する同業の中小企業が集い、情報交換や問題解決への議論を行いながら、それぞれの地域での発展を目指します。
キャッシュレス化が進む現在、駐車場でも新システムで取得できる利用客の動向が駐車場経営における新たなマーケティングを生み出す
可能性を秘めています。
また、WEBマーケティングによるインサイドセールスにも注目し、営業活動の効率化を進めています。駐車場経営をベースに、時代にフィットした有効な土地活用へとつなげていきます。
「こんな会社にしたい」を 見える化
企業そのものが存続し、人を育て続けることも、企業が担うべき社会的役割と捉えています。
その役割を果たすためには、ローコストオペレーションに陥らず、高い収益を維持できるよう、
私たち自身が付加価値のある商品力を持つことが不可欠です。
当社が進むべき方向や新たに取り組むべき事案について、常に全社員と議論・検討することを重ねてきました。
チームリーダーから事務担当にいたる一人一人まで、会社の信念や方針を正しく共有し、共に前進していけるのは、
このように「こんな会社にしたい」を見える化しているから。
当社の強みであり、付加価値の高い独自の商品を生み出す原動力になっています。
株式会社イーエスプランニング
代表取締役 藤岡義己
