【第37号】インボイス制度対策セミナー開催しました

　最近、俳優の松重豊さんが携帯電話を持ち、険しい顔つきで演じる会計ソフト会社の『インボイス制度開始』のCMによって、世間のインボイス制度の認知も少しずつ高まってきたように思います。
　2022年9月28日には、弊社が管理･運営している神戸国際会館の会議室で、弊社が主催する『インボイス制度対策セミナー』を開催しました。前号(駐車場経営通信2022年9月号)で案内させて頂いたところ、20名以上の方にご参加頂き、みなさんの関心の高さがうかがえました。いよいよ、アーリーアダプターだけでなく、レイトマジョリティの方々も動き始めた
印象があります。（下記の図をご参照ください）

　せっかくのセミナーですので、『インボイス制度の仕組み・概要』といった類の制度説明会（プロダクト・アウト）にならないよう、聞いている皆さん（マーケットイン）が主役になれるよう気を付けるのですが、どうしても制度説明に引っ張られてしまいます。セミナーの後半は、仕切り直し『インボイス制度は、皆さんにとってはどう影響があるか、ここに気を付けて対策を練りましょう。いかがですか︖』と双方向での質疑応答を含むコミュニケーションが行われ、少しはお役に立てたのではないかと考えています。

　『うちの駐車場は、免税事業者のままでいいのでしょうか︖』
　『適格請求書発行事業者になるつもりです』
　『法人の契約者が2割ほどあるのですが、どのようにした方が有利でしょうか︖』
　『これから契約者の方々に希望を聞き取ろうと思います』など

かなり具体的な質問があり、税理士からの的確なアドバイスが行われました。今回のセミナーの様子は、弊社のYouTubeチャンネルでご覧いただけるよう準備中です。
　皆さんからご希望が強かったのは『駐車場事業者にとってのインボイス制度』といった、駐車場に絞った具体的なセミナーを是非にとの事でした。来年（2023年）2月か3月頃に第２弾を開催させて頂きますのでご期待ください。その際には、皆様の参加をお待ちしております。

2022年11月吉日