【第22号】イーエスプランニングは進化元年

　『令和』という元号について調べているときに、元号の始まりが『大化』であることを知りました。あの「むしごひき（645 年）大化の改新」で覚えた『大化』です。　聖徳太子、蘇我入鹿、中臣鎌足・・・歴史上の人物が思いだされます。　『大化』から連綿と歴史を重ね「248 番目」の元号が『令和』とのことです。

　さすが日本の歴史。
　一本の糸で繋がっているのですね～。

　『令和』には次のようなエピソードもあります。今までの元号は、中国の経書である「四書五経」からの引用が多く、今回初めて、日本の古典『万葉集』から引用されたとのことです。価値観が変わっていく兆しを感じます。
　ともかく『令和』初めての年が明け、4月末までは『令和初の』という形容詞がそこかしこから聞こえてきそうです。『令和2年』2020年は、あの阪神大震災から25年、四半世紀の区切りの年に当たります。
　また、今年は東京でオリンピック・パラリンピックが開催される年でもあります。例年8月の第1土曜日に開催される神戸の花火大会は、安全確保の観点から10月31日に変更になるとのことです。それぞれの歴史の中で2020年は記憶に残り易い、マイルストーンのような年になりそうです。
　経済に目を向けると、第4次産業革命と呼ばれる大きな変革の中、すべての業界で大転換が起こり始めています。トヨタが街をつくり、ソニーがEV車を作る時代です。この変革はまだ始まったばかり。これまで思いもつかなかった商品、今までは実現不可能であったサービスが生まれてくるでしょう。パラダイムの大転換であり、競合相手は業界の外からやってきます。大企業だからという「ワード」は何の安全弁にもなりません。このような外部環境の大転換のもとでは、よりよく適応したものが生存できるとする自然淘汰、自然選択にたえなければなりません。淘汰、選択を積極的に取込み、企業を進化させる力が鍵になります。
　イーエスプランニングは今年のテーマとして『進化元年』を掲げました。1年だけではなく、これから進む大転換に2年・3年と進化を続け、神戸に必要な企業を目指していきます。ご協力戴けますよう宜しくお願い致します。

2020年2月吉日