【第21号】イーエスプランニングの挑戦『魅力ある会社』になるために
人口減少社会の影響は、経済活動の中では人手不足として表れます。人材さえ確保できればもっと仕事を増やせるのに、目の前にあるチャンスを逃してしまうことがあるという声を聞きます。
最悪なパターンは、人材不足による倒産です。このような事態に陥らならない為にも『魅力ある会社づくり』が大切であり、人が集まる会社、人が育つ会社づくりが大きな課題になります。
ESPでは、魅力ある会社を目指し、色々な取り組みを進めてきました。できていない課題、不足している課題から取り組んできたのですが、なかなか有効な制度にたどり着きません。最近になって気が付いたことがあります。やはり、土台が大切であるということです。
土台とは
① 就業規則
② 経営指針(経営理念・戦略・計画)
③ 評価制度
④ 人材開発
4つの施策の一体運用、四位一体経営です。気付いたものの、だからと言って直ぐに有効な制度になるものでもありません。
特に②については、20年近く磨き、また③についても修正を重ね、第2段まで進めてきましたが、まだ充分とは言えません。
視点が変わりますが、戦後の日本経済の主軸を担ってきたのは製造業を中心とした第2次産業です。労働基準法・労働組合法・労働関係調整法、労働3法と呼ばれるこれらの法律は、昭和20年代に制定されましたが、法整備の主な対象は製造業にならざるを得ません。上述した、経営指針・評価制度・人材開発制度なども製造業で育まれ、磨かれてきました。
ところが、現在は産業社会で大きな構造変化が起こり、70%以上が第3次産業となっています。サービス業に身を置くESPが、有効な制度を構築しようとすれば、諸制度から製造業のバイアスを取り除き、サービス業にアレンジできるかがキーになるのではと考えるようになりました。第2次産業では原則的に正しいと思われる、同一労働・同一賃金は時間あたりの成果が大きく異なる第三次産業では明らかに無理があります。
『魅力ある会社づくり』の核になるコンセプトは、会社中心≒管理中心 から 人中心・変化適応中心 への価値のシフトです。
この下期、ESPでは新たなステージに挑戦するため
① 評価制度の見直し
② セールスフォースの導入
③ 賃貸管理システムの変更
④ HPの見直し
に取り組んで行きます。
経過の案内、進化の状況はこの場をお借りしてお伝えして行きます。皆さん、応援よろしくお願いします。
2019年12月吉日
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