【第16号】新年の挨拶
明けましておめでとうございます。本年が皆様にとりまして希望に満ちた素晴らしい年になりますことを心からお祈り申し上げます。
『日々是新なれば日々是好日』と松下幸之助氏はこのように印されました。去年は去年、今年は今年。今年始まる新しい運命に心新たに向かっていきましょう。今年4月末には今上天皇が退位され平成という時代が幕を下ろします。新しい時代が始まる2019年はまさしく時代の転換期と言えます。起こりつつある変化の本質をとらえ、しなやかに適応していきたいと思っています。そのためにも、駐車場経営を取り巻く環境を以下のように整理してみました。
①人口減少はやがて車の減少につながり事業者の減少に向かいます。
②生産年齢人口の減少は深刻な人手不足となり人件費コストを上昇させます。この傾向は更に強まります。
③IOTの進展は、月極駐車場の検索方法、契約方法を根底から変えつつあります。
④駐車場予約システム、シェアリングサービスが広がり、駐車場選択肢が多様化します。月極駐車場の時間貸し化が進みます。
⑤ETC2.0、携帯決済など駐車場でのキャッシュレス化が進み、対応が求められます。
⑥駐車場経営者の高齢化が進み事業承継が大きな問題になってきました。
上記のように、かつて経験したことのない大きな変化が様々な面で起こってきます。私たちは恐れることなく、多面的、根本的、長期的な視野で情報を整理し、課題への適応を進めて参ります。
今期の『駐車場大学』『駐車場情報交流会』『駐車場ビジネス研究会』での活動を通して皆様に価値ある提案をして参りたいと思います。
本年も引き続き皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
2019年2月吉日
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