【第14号】インターンシップとその成果
株式会社イーエスプランニング(以降ESPと表記)では、8年前よりインターンシップを実施し、近畿大学・神戸学院大学の2校から学生を受け入れており、夏休み期間の8月中に行います。
手探りで始めたインターンシップも、試行錯誤を重ねながら、最近ではある程度形式化することができ、短期間ではありますが学生の成長・感動が見えるようになってきました。これは、以下のように学生・社員、両者の目的・方針・課題を整理したからです。
インターンシップの目的・方針・課題
【目的】
近畿大学・神戸学院大学にESPのファンを作る。
【方針】
①最終日に行う研究発表の内容・成果にこだわる。
②ESPの新入社員が指導役を担い、G-PDCAサイクルの実践体験を積むことで入社年度研修の仕上げとする。
③インターンシップの成果を事業に活かす。
【課題】
①三宮生田エリアの駐車場実態調査を行う。
②P-CLUB中山手通りの売上を予測する。
③最終日にESP社員の前で研究発表会を行う。
まずは8月6日(月)近畿大学から5名の学生がやってきました。近大OBで入社4年目の上村、今期の新入社員の藤澤・齊藤がインストラクターを務めました。新入社員2名は。指導することの難しさと格闘しながらも、先輩のフォローを受け、最終日の発表にたどり着きました。
続いて8月27日(月)神戸学院大学から5名の学生がやってきました。今回は先の体験を活かし、藤澤・齊藤がメインでインストラクターを務めました。新入社員の成長は目覚ましく、前回に比べ堂々としていました。インターンシップは学生だけではなく、ESP社員の成長にもつながっています。
インターンシップの学生が取組む研究内容は、三宮生田エリアの200ヶ所の駐車場、2,600台分を現地にて調査し、昨年対比で増減、料金体系などの比較表を作成します。8年に及ぶ調査を通観すると、閉鎖した駐車場、新たに生まれた駐車場と結構変化しています。例えば、コインパーキングにビルが建っていた李、反対にビルが解体され、コインパーキングになっていたり。また、駐車料金も年単位で比較すると変化します。今回の駐車料金は上昇傾向でした。これらの調査結果は、生のデータとして大変参考になり、弊社の運営に活かしています。
これらの調査したデータをもとに発表を行い、感極まった学生からは涙が。つられた学生、社員の目にも光るものがあり、中華料理『和 Kazu』で行われた打ち上げでは大きな感動と開放感から、大盛り上がりとなりました。
インターンシップを通して大学との関係性は深まり、求人に応募してくれる学生も生まれてきました。また、新入社員が教える立場になることで大きく成長し、インターンシップ後にチーム研修が始まります。結構いいことづくめのイベントです。
2018年10月吉日
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