【政府】3月21日緊急事態宣言全面解除
政府は関東1都3県に発令していた新型コロナウイルスの緊急事態宣言を、3月21日で全面解除しました。
感染再拡大を防ぐ対策は自治体と調整し、段階的に緩和しながら継続されます。飲食店に対する営業時間の短縮要請はこれまでの「午後8時まで」を「午後9時まで」に延ばします。
また、21日に開かれた自民党大会で菅総理は、「これからが大変な重要な時期となる。気を緩めることなくマスク、手洗い、3密回避の徹底を」と述べられました。
時短に協力した事業者への協力金は1日あたり6万円から4万円へ減額し、大規模イベントの人数制限は、4月18日までは1万人以内に。19日以降は定員の50%以内へ緩める方針です。
感染再拡大の防止策として、変異ウイルスの有無を調べる新規感染者へのスクリーニング検査の実施率は今の5~10%から40%程度まで引き上げられます。
繁華街での無症状者へのモニタリング検査や高齢者施設の従業員などの集中検査も進められます。
感染が再拡大した場合は、宣言時と同等の対策を知事に認める「まん延防止等重点措置」を使うことができます。時短要請に従わない飲食店などに時短命令を出せるということです。違反事業者には20万円以下の過料を科すことができます。
【参考】
内閣府:各種支援
モニタリング検査
まん延防止等重点措置
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