【政府】コロナワクチン本日より開始 東京の病院で1例目
本日(2月17日)より医療従事者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が全国の医療機関で始まりました。
認証されたのは、アメリカの製薬会社、ファイザー社のワクチンで、およそ4万人の医療従事者を対象に全国100箇所の病院で先行して接種が行われます。
東京目黒区の国立病院機構東京医療センターでは、医師や看護師12が接種を受け、接種後は様子を見るため、15分間部屋で待機しました。2回目の接種は3週間後に行われるということです。
厚生労働省は、全国で先行接種を受ける4万人のうち、およそ2万人について、2回目の接種から4週間後まで発熱などの副反応が見られないかを調査し、定期的に公表することにしています。
また、来月中旬をめどに残る約370万人の医療従事者に摂取できる体制を確保し、4月から65歳以上の高齢者、約3600万人を対象に接種を始めることにしています。
その後は、基礎疾患のある人、約820万人や高齢者施設などの職員およそ200万人などを優先しながら順次接種を進める方針です。
接種対象は16歳以上で、政府は病気のまん延を防ぐため緊急の必要性があるとしています。
予防接種法に基づく臨時接種と位置づけ、妊婦を除いて努力義務としています。
※努力義務とは・・・ 法律上、義務ではないため違反しても罰則の対象にはならないが、当然そうすべきでありそのように努めなければならないものとして規定されている物事を指す語。努力すべき内容。 |
出典:Weblio辞書
接種は原則として住民票のある市町村で受ける。単身赴任や出産で帰省中の妊婦ら別の自治体に住民票がある人は、事前申請すれば居住地で接種できるようになります。※費用は国が全額負担する。
日本はファイザー製ワクチンについて年内に1億4400万回分(7200万人分)の供給を受ける契約を結んでいる。海外では、ワクチン獲得競争が激しくなっており、高齢者約3600万人への優先接種が始まる4月までに必要量が確保できるかも焦点となっています。
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