【政府】緊急事態宣言 10都府県で来月7日まで延長を午後決定の見通し
政府は、新型コロナウイルス感染症対策本部を開き、首都圏や関西圏など10都府県を対象に3月7日まで緊急事態宣言の延長を決める見通しです。
宣言発令中の栃木県は感染状況が改善しているとして解除されます。
首相は2日の参院本会議で、「緊急事態宣言により、新規感染者数は減少傾向となっている。対策が効果を上げている」とする一方、「医療提供体制は引き続き多くの地域で逼迫しており、警戒が必要な状況」と指摘しました。
宣言を延長するのは、東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・京都・兵庫・愛知・岐阜・福岡の10都府県となります。新規感染者数が減少し、医療提供体制が改善した場合は、宣言の期限前でも順次解除する考えも示されました。
菅首相は、延長を決定する政府対策本部後の19時40分から記者会見し、早期感染収束に向けた協力を国民に呼びかける予定です。
また、兵庫県の井戸知事は1日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が発令した緊急事態宣言について、延長が望ましいと見解を示しました。
県内の感染状況に触れ、「縮減傾向をしっかり定着させないといけない。ここは我慢のしどころだ」と述べました。
また、緊急事態宣言の延長後も、県内全域で飲食店への営業時間短縮要請を続ける考えを示しました。
「延長した分について、財政的な措置を国にしっかり要請していきたい」と述べました。
兵庫県が1日発表した新規の感染者数は60人。直近7日間の1日平均の感染者数はピーク時の250人超から152人まで減りました。しかし、病床使用率は74%に上がり、自宅待機者、入院調整者の患者は659人います。
井戸知事は「医療がいかに逼迫しているか、この数字に表れている。まだまだ厳しい状況が続いている」と説明しました。
兵庫県の新型コロナウイルスに関する情報
緊急事態宣言発令中(2021年1月14日~2月7日)
【入院病床数・宿泊療養室数】※1月31日 24時現在
区分 確保病床 患者数 差引 使用率 入院 756 562 194 74.3% (うち重症対応) 116 65 51 56.0% 宿泊 988 404 584 40.9% 合計 1,744 966 778 55.4% 【直近1週間平均患者数】
(2月1日15時現在) 1月26日 1月27日 1月28日 1月29日 1月30日 1月31日 2月1日 新規陽性者数(1週間平均) 207.3 195.1 194.4 177.0 164.4 154.9 152.0
感染拡大防止徹底要請
― 県民の皆様へのお願い ―
家庭等へのウイルスの持ち込み防止
~家庭内感染が多くなっています~◆ 不要不急の外出を控えてください
特に、20時以降の不要不急の外出の自粛の徹底を強くお願いします。
◆ 緊急事態宣言対象地域をはじめ、感染リスクのある場所への出入りを
自粛してください。
◆ 家庭内でも、ホームパーティーなど大人数での飲食や長時間に及ぶ
飲食は控えてください。
◆ 毎日の検温、マスク着用など健康管理を徹底してください。
◆ 在宅勤務(テレワーク)に積極的に取り組むなど出勤抑制にご協力を
お願います。
緊急事態措置ー 4つの取組 ー 営業時間の短縮
飲食店等は午後8時までの営業、
酒類の提供は午後7時まで外出自粛
特に午後8時以降の不要不急の
外出自粛出勤抑制
テレワーク等による
「出勤者の7割削減」イベント開催要件の見直し
人数上限5,000人、屋内は収容率50%以下、屋外は人と人の距離の十分な確保◆兵庫県時短協力金コールセンター(協力金に関すること)
電話:078-361-2501
受付時間:平日 午前9時~午後5時
詳細はこちら◆兵庫県緊急事態措置コールセンター(緊急事態措置に関すること)
電話:078-362-9858
受付時間:午前9時~午後5時(土曜日・日曜日・祝日も開設)
詳細はこちら
出典:兵庫県ホームページ
お知らせ一覧に戻る